テーブルチャージとは?お通しとの違いや相場・拒否の可否をプロが解説
外食時に請求書へ加算される追加費用には、複数の名目が存在します。これらが混同されやすい背景には、店舗側が慣習的に名称を曖昧に使い分けてきた経緯があります。法的な性質および実務上の役割を整理すると、その違いは明確です。
テーブルチャージ(席料)とは、純粋に「その席を占有し、店舗の空間や設備を利用することへの対価」を指します。これに対してお通し(突き出し)は、最初の注文から料理が運ばれるまでの間に提供される「酒の肴(簡易な料理)」に対する飲食代金という名目を持ちます。実務上は「お通し代=席料」として運用している居酒屋が多数派ですが、概念としては「空間の利用料」か「軽食の代金」かで根本的に分かれています。
さらに混同されやすいのがサービス料と深夜料金です。サービス料は、ホテルや高級レストランなどで専属スタッフによる高度な接客・配膳・アテンドといった「人的役務の提供」に対して飲食代金の10%〜15%程度が課されるもの。一方の深夜料金は、労働基準法上の深夜割増賃金(午後10時以降の25%以上割増)や光熱費の増加を補填する目的で、深夜帯の会計全体に一定割合を上乗せする性質を持ちます。
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