古文「給ふ」の活用と見分け方!四段・下二段と敬語の識別を徹底解説
下二段活用の「給ふ」は、出現するシチュエーションが厳格に限定されています。このルールさえ頭に入れておけば、試験本番で迷うことはありません。
下二段活用の「給ふ」が現れる条件は、「会話文」または「手紙文(消息文)」の中だけです。地の文(語り手の説明部分)に下二段の「給ふ」が登場することは原則としてありません。地の文にある「給ふ」は、その時点で四段活用(尊敬語)と確定します。
さらに、下二段の「給ふ」は必ず補助動詞として使われ、直前には特定の動詞が置かれます。代表例が「思ひ給ふ(思い申し上げます)」「見給ふ(見届け申します)」「聞き給ふ(お聞き申します)」「知り給ふ(存じ上げております)」などの心話・知覚を表す動詞です。会話文の中で「自分(身分の低い側)の行為」の下にくっついている「給ふ」を見つけたら、下二段活用・謙譲語のシグナルです。
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