京都・細見美術館の限定展を独占解説!若冲・琳派名品と穴場時間
絵画コレクションの華やかさに目を奪われがちだが、細見コレクションの真の真骨頂は、古代から中世へと続く宗教美術や工芸品の質の高さにある。平安・鎌倉期の仏教絵画や神道美術、精緻な鏡像や金工品は、日本の造形美のルーツを如実に物語るものばかりだ。
また、利休の時代から連綿と続く茶道美術の逸品も充実している。茶の湯の精神が宿る香炉や花入、味わい深い茶碗や釜の数々は、かつての数寄者たちがどのような目線で美を愛でていたかを静かに語りかけてくる。これら一連の貴重な文化財を厳重に保管・公開し、次世代へ継承する役割を果たしているのが公益財団法人細見美術財団だ。単なる展示施設の枠を超え、学術研究や文化振興の拠点としても高い評価を受けている。
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