野球漫画メジャーの最終回と吾郎の現在|名作の真相と2Nd連載
満田拓也が2015年から週刊少年サンデーで紡ぎ始めた正統続編『MAJOR 2nd』は、単行本既刊も25巻を大きく超え、父親となった茂野吾郎の血を受け継ぐ少年少女たちの物語として定着しています。
連載状況としては、作者の体調管理や取材に伴う計画的な休載を挟みつつも、サンデー本誌の看板作品として物語の核心部へと突き進んでいます。前作との決定的な違いは、主人公・茂野大吾が「偉大すぎる父の才能を受け継がなかった凡人」として描かれている点です。
剛速球を投げ込むスーパーヒーローではなく、肩も弱く体格にも恵まれない大吾が、捕手として知性とキャプテンシーを武器にチームを牽引する展開は、多くの読者の共感を呼びました。かつての吾郎が圧倒的な個の力で周囲を引っ張ったのに対し、大吾は周囲の才能(眉村の双子の娘や佐藤寿也の息子・光など)を生かすことで勝利を目指します。親と子の才能の格差、スポーツ指導の現代的変化といったリアルなテーマが、緻密な筆致で描き出されています。
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