目の裏が白いのは貧血サイン?あっかんべーで分かる原因と受診目安
医療従事者への取材や患者の生の声を集約すると、貧血による体調異変を自覚しながらも、長期にわたって放置してしまう典型的な心理パターンが浮かび上がってきます。
都内のIT企業に勤務する30代女性は、当時の特番取材や体調不良を振り返った手記で次のように語っています。
「朝起きるのが異常に辛く、夕方になると激しい立ちくらみとめまいに襲われていました。でも、残業続きだったこともあり『仕事のストレスや加齢による疲労だろう』と決めつけていたのです。ある日メイク中にふと下まぶたを下げたら、中が真っ白で血管がほとんど見えず、恐怖を感じて病院へ駆け込みました。検査結果はヘモグロビン値が6.8g/dL(基準値は12.0以上)という危機的な重症貧血でした」
厚生労働省が公表する「国民健康・栄養調査」の最新動向を分析すると、日本人女性(20〜40代)の約20〜25%がヘモグロビン基準値を下回る貧血状態にあり、月経のある女性に限れば約半数が鉄不足に直面していると推計されています。SNSや知恵袋などのコミュニティ上でも「あっかんべーをしたら白くて驚いた」「健康診断をすり抜けて倒れた」といった書き込みが後を絶ちません。日常生活の中で徐々に進行するため、身体が酸素不足に慣れてしまい、まぶたの裏を見るまで深刻さに気付けない点がこの病態の恐ろしさです。
タグ:
https://edugrew.academy/ccwpzsra/1794779/