「肩身が狭い」の語源と意味を解説!恥ずかしいとの違いや職場での対処法
「肩身が狭い(かたみがせまい)」とは、世間や周囲の人々に対して引け目を感じ、堂々と振る舞えない様子や居心地の悪さを感じる心情を表す慣用句です。失敗をして迷惑をかけた際や、周囲に比べて自分の立場が弱いと感じたときなどに用いられます。
この表現を紐解く鍵は、「肩身」という言葉の構造にあります。「肩身」は文字通り身体の部位である「肩」と「身(身体、あるいは身の上・世間体)」が合わさった語です。古来、日本語において「肩」は人の威勢や自信、誇りを象徴する部位として扱われてきました。「肩で風を切る」「肩を怒らせる」「肩肘を張る」といった表現はいずれも、自信に満ちあふれて堂々としている姿を描写しています。
一方、周囲に対して申し訳なさや劣等感を抱くと、人は無意識に胸を張れなくなり、首をすくめて両肩を内側に狭めるような姿勢をとります。このように「肩をすぼめて身体全体の幅を狭く見せ、小さくなって世間に身を置いている姿」が転じて、肩身が狭いという慣用表現として定着しました。
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