淀橋浄水場跡地はなぜ西新宿の超高層ビル街になった?知られざる真相を徹底解説
浄水場が廃止された後、跡地は区画整理され、整然とした碁盤の目状の街路と広大な街区が整備されました。ここから日本の建築史を塗り替える超高層ビル建設ラッシュが始まります。
1971年、高さ178メートルの「京王プラザホテル」が完成。当時としては日本最高層のビルであり、西新宿摩天楼のパイオニアとなりました。続いて、新宿住友ビル(通称・三角ビル)、新宿三井ビル、新宿野村ビル、損保ジャパン本社ビル(旧安田火災海上)など、200メートル級の超高層タワーが次々と竣工していきました。
この再開発プロジェクトの総仕上げとなったのが、1991年の東京都庁舎の移転です。建築家・丹下健三氏の手によるツインタワーの第一本庁舎(高さ243メートル)は、西新宿の圧倒的なシンボルとして君臨し、名実ともに新宿を日本の中心都市へと押し上げました。淀橋浄水場跡地の広大なキャンバスがあったからこそ、今日の首都機能の分散と発展が実現したと言えます。
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