【現地ルポ2026】大阪・ミナミの西端で何が起きているのか? 昭和の面影を残す「アポロビル 桜川」が放つ異彩と新しいカルチャーの熱気
もちろん、すべてが順風満帆というわけではない。築年数を重ねた建築物が抱える宿命として、耐震性や防災面での課題は常に付きまとう。配管の老朽化や電気容量の制限など、入居者が頭を悩ませるポイントも少なくない。
また、周辺地区で進むタワーマンションの建設ラッシュの影響で、地価の上昇や土地の買収打診といったディベロッパーからの圧力も強まっている。「古さを価値として残すのか、安全と効率のために建て替えるのか」という問題は、現在の大阪市内のあらゆる古い多重テナントビルが突きつけられている現実だ。
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