突然の怒りや万引きは病気?前頭側頭型認知症のサインと家族の備え
前頭側頭型認知症のもう一つの際立った特徴が、毎日決まったパターンに異常に固執する常同行動(じょうどうこうどう)です。
例えば、「毎日寸分違わず同じコースを何時間も散歩する」「毎食必ず同じ特定の食品(菓子パンや特定の総菜など)しか食べない」「決まった時間に特定の動作を始めないと気が済まない」といった行動パターンが定着します。食嗜好が極端に甘いものへ偏るケースも多発します。
国際的な臨床診断基準をもとに作成された、家庭で気づくためのセルフチェックリストは以下の通りです。
- □ 礼儀正しかった人が、マナーやルールを無視するようになった
- □ 毎日同じ時間・同じコースを散歩するなど、時刻表通りの生活に執着する
- □ 毎日同じ食べ物ばかりを異常な量食べるようになった(特に甘味類)
- □ 他人の会話に同じフレーズで割り込むなど、言葉の使い方が定型化している
- □ 家族の悩みや体調不良に対して、冷淡で全く関心を示さない
- □ 注意や説得をされても、反省や悪びれる様子が一切ない
これらの項目に複数該当する場合、一般的な物忘れ外来だけでなく、行動障害に詳しい精神科や脳神経内科の専門医を受診することが推奨されます。
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