女性の脇毛を巡る常識の崩壊!自然美と脱毛の間で揺れる美意識
2010年代半ばから急速に広がった「ボディポジティビティ」の波は、体型や肌の色だけでなく、体毛のあり方にも革命をもたらした。InstagramやTikTokでは、フィルターで加工された非現実的な美に対抗するように、自らのアンダーアームヘアをありのままに投稿するインフルエンサーが急増している。イギリスのBBCが特集した若者主導のムーブメント「Januhairy(1月は毛を剃らない月)」は、世界的な規模で共感を呼んだ。
ファッション界のバイブルである『Vogue』誌のカバーやエディトリアルでも変化は顕著だ。トップモデルのエミリー・ラタコウスキーが、脇毛を生やした姿で堂々とカメラを見据え、「剃るか残すかを決めるのは自分自身であり、その選択こそがフェミニニティの本質だ」と寄稿したエピソードは記憶に新しい。完璧に除毛された肌だけが称賛される時代は終わりを告げ、自分の身体を自分でコントロールするという意志そのものが、新しい美の基準として認知され始めている。
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