サンシュユに似た花7選!マンサクやレンギョウとの決定的な違いを徹底解説
サンシュユ(山茱萸)は、中国および朝鮮半島原産のミズキ科ミズキ属に属する落葉小高木です。日本には江戸時代中期、享保年間に薬用植物として伝来した歴史を持ちます。早春の2月下旬から3月下旬にかけて、葉が展開する前の裸の枝いっぱいに黄金色の小花を咲かせる姿から、別名「ハルコガネバナ(春黄金花)」とも呼ばれ親しまれてきました。
サンシュユの花の特徴は、1つの花に見える部分が実は20〜30個ほどの微細な小花の集まりである点です。散形花序と呼ばれる傘状の構造をしており、中心から放射状に伸びた柄の先に小さな4枚の花弁と突き出た雄しべがパッと開きます。その繊細な姿は、まるで枝先で弾ける小さな線香花火のようです。
樹高は3〜8メートルほどに成長し、樹皮が不規則に薄く剥がれて赤褐色や灰褐色のまだら模様になるのもサンシュユならではの目印です。遠くから見ると木全体が黄色い靄(もや)に包まれたような柔らかな美しさを放ち、春の訪れを告げるシンボルツリーとして公園や庭園、街路樹に広く植栽されています。
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