大量の豆アジを一瞬で下処理!包丁なし・割り箸でエラ内臓を取る裏ワザ
大量の小魚を処理する際、最大のボトルネックとなるのが「包丁の出し入れ」と「まな板の洗浄」です。豆アジの下処理において包丁なしで完結させる方法は、スピードだけでなく可食部を最大限に残す観点からも極めて合理的です。現場で多用される2大アプローチを解説します。
1つ目は、道具を一切使わない「指先によるエラ・内臓の同時引き抜き法」です。アジのエラブタを開き、エラの上部を親指と人差し指の爪先で強くつまみます。そのままエラを魚のアゴ側(腹側)へ向かって引き下げながら、お腹の方向へゆっくり引っ張ると、エラに引っ張られる形で消化管と内臓(ワタ)がツルンと一塊になって綺麗に抜けます。慣れれば1匹あたり約3秒から5秒で完了し、内臓の苦味や臭みの元凶を完璧に除去できます。
2つ目は、魚の体型を美しく保ちたい場合に重宝する「割り箸を使った壺抜き(つぼぬき)」です。割っていない状態の割り箸、あるいは2本の丸箸を用意し、豆アジの口から左右のエラの外側を挟み込むようにそれぞれ差し込みます。箸をしっかり握り、魚体を固定したまま箸を時計回りに2〜3回転させてエラと食道の接続部をねじ切ります。そのまま箸をゆっくり引き抜くだけで、エラと内臓が箸に巻き付いて一気に外へと出てきます。お腹を一切切り開かないため、丸ごとの美しい姿煮や姿揚げに仕上がります。
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