ムカデに刺されたら冷やすな?激痛を鎮める応急処置と受診科の鉄則
アナフィラキシーのような全身症状がない場合、局所の強い炎症と腫れをいかにコントロールするかが治療の主眼となります。ここで極めて重要になるのが、外用薬のランク選びです。
薬局やドラッグストアで手に入るムカデ刺され効く市販薬を探す場合、一般的な蚊用の清涼感成分(メントール等)主体の塗り薬では、ムカデの激しい炎症を鎮めることは不可能です。第一選択とすべきは、充分な抗炎症力を持つステロイド外用薬です。市販薬として代表的な製品がムヒアルファEX(池田模範堂)や「メソッドプレミアム ASクリーム」(ライオン)などに配合されているアンテドラッグ型ステロイドです。
ステロイド外用薬の医療用分類(5段階)と、市販薬・病院処方の違いを以下の比較表にまとめました。
市販薬で対応可能なのは、赤みや腫れが刺入点の周囲数センチメートルにとどまり、激しい自発痛が落ち着いているケースです。外用薬を塗布する際は、薄く伸ばすのではなく、患部の上に軟膏の膜を乗せるようにやや厚めに塗布するのが抗炎症効果を高めるポイントです。
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