アニメ『トリコ』どこまで描かれた?漫画の続きとアニオリ最終回の真相

アニメ『トリコ』どこまで描かれた?漫画の続きとアニオリ最終回の真相についての真相を徹底解説します。

アニメ版『トリコ』と島袋光年氏による原作漫画の間には、単なるエピソードの取捨選択にとどまらない、演出および設定上の根本的な乖離が存在します。最大の要因は、放送枠が「日曜午前9時」というファミリー・児童向けの時間帯であった点です。

『週刊少年ジャンプ』本誌でのクッキングフェスティバル編は、敵組織「美食會(びしょくかい)」の総力襲来により、登場人物の肉体損壊、四肢の切断、凄惨な流血劇が容赦なく描かれる青年誌さながらのハードな展開を見せていました。しかし、地上波アニメではBPO(放送倫理・番組向上機構)基準や視聴ターゲットへの配慮から、過激なゴア描写は光のエフェクトや打撲表現へと大幅にマイルド化されました。

さらに物語終盤では、美食會副料理長・スタージュンとの決着のつき方や、謎の勢力「NEO(ネオ)」を率いるジョアの暗躍、そしてIGO会長・一龍と美食會ボス・三虎による頂上決戦の行方が、アニメ独自のものへと強引に改変されました。原作では人間界が壊滅的被害を受ける「メテオスパイス」によって世界が一変し、過酷な「グルメ界編」へのプロローグとなるはずが、アニメ最終話(第147話)ではトリコと仲間たちが前向きにグルメ界へ一歩を踏み出す爽快なラストへとすり替えられたのです。

項目詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価アニメ該当範囲全147話(第1巻〜第29巻中盤)ジャンプ連載作品の4年枠相当長寿作として大健闘するも人間界編で途中終了原作の総ボリューム全43巻(全396話)完結済み少年ジャンプ王道バトル漫画の平均値全体の約3分の1(グルメ界編全14巻分)が未映像化描写制限の度合い欠損・流血を完全排除、オリジナルキャラ配置朝帯アニメのコンプライアンス遵守原作の持つ剥き出しの迫力と緊張感が大きく緩和続きの読書再開地点原作コミックス29巻・第263話アニメ終了巻の次巻冒頭が通例アニオリ分岐のため29巻からの再読が不可欠
木村 陽翔

木村 陽翔

テックライター兼ウェブディレクター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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