料亭の味!ふきとタケノコの煮物を色鮮やかに仕上げる下処理と黄金比
ふきは非常にデリケートな山菜であり、アクの強さと繊維の硬さを持っています。鮮やかな発色と心地よい食感を生み出すためには、「板ずり」と「急冷」の2ステップが欠かせません。
まず、鍋に入る長さに切ったふきをまな板に並べ、塩(ふき1束に対して大さじ1〜2)を全体に振ります。手のひらで体重をかけながらゴロゴロと転がす「板ずり」を行いましょう。この摩擦によって表面の細かな毛が取れ、細胞が適度に刺激されてアクが抜けやすくなると同時に、塩の作用でクロロフィルの退色を防ぐ効果が生まれます。
続いて、塩がついたままのふきをたっぷりの熱湯に入れ、太い部分は約3分、細い部分は約1分半〜2分を目安に茹で上げます。茹で上がったら迷わず氷水にとり、一気に熱を取って「色止め」をします。完全に冷えたら、端から爪で皮と筋をぐるりとめくり、束にしてスーッと下へ引くように剥いていきます。両端から筋を丁寧に取り除くことで、口当たりの良い極上のふきに仕上がります。
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