ソウルから30分!韓国・水原市の魅力と失敗しない日帰り攻略法2026
水原を語る上で外せないのが、朝鮮時代からの伝統を受け継ぐ圧倒的な食文化です。ソウルとは一線を画すスケール感と独自の進化を遂げた二大名物グルメは、現地を訪れる最大の動機となっています。
1. 圧巻のボリュームと秘伝のタレ「水原カルビ」
水原はかつて韓国最大級の牛市場が存在した歴史から、独自の焼肉文化が発展しました。一般的な韓国の味付けカルビが醤油ベースであるのに対し、水原カルビは塩、砂糖、ニンニク、ごま油などを基本とした秘伝ダレで肉本来の旨味を引き出すのが特徴です。骨付き肉のサイズも巨大で、1人前300〜400g超という迫力で提供されます。
代表的な水原カルビの有名店としては、広大な敷地と重厚な店構えで知られる老舗「本水原(ボンスウォン)カルビ」や、華城の華虹門近くに位置し地元客の支持が厚い「淵瀑(ヨンポ)カルビ」、上質な韓牛を提供する「佳甫亭(カボジョン)」が挙げられます。ランチタイムの定食メニューを活用すると、名店の味を比較的リーズナブルに堪能できます。
2. 映画の舞台にもなった香ばしい「水原 通鶏(トンタク)チキン通り」
八達門の近く、水原川沿いに広がる「水原 通鶏チキン通り」は、大釜で鶏を丸ごと豪快に揚げる昔ながらのフライドチキン専門店が数十メートルにわたって連なる名物スポットです。
韓国歴代興行収入記録を塗り替えた大ヒット映画『エクストリーム・ジョブ(原題:極限職業)』の劇中に登場した「水原ワンカルビチキン(水原カルビの甘辛タレを絡めたチキン)」の発祥地としても脚光を浴びました。「真味(ジンミ)通鶏」や「竜城(ヨンソン)通鶏」などの有名店では、外はカリッと中はジューシーに揚がった鶏肉に砂肝揚げが付いてくる伝統スタイルが楽しめ、夕方以降は地元客と観光客で熱気に包まれます。
3. 行理団路(ヘンリダンギル)の古民家カフェ巡り
食後のブレイクには、城壁の内側に広がる行理団路のおしゃれカフェが欠かせません。1970〜80年代の平屋住宅を改装したベーカリーカフェや、城壁を一望できるルーフトップを備えたデザートショップが点在。伝統的な瓦屋根を眺めながらスペシャルティコーヒーを味わう時間は、水原ならではの贅沢な体験です。