肺気胸の症状チェックと初期サイン!胸痛や息切れの危険度を徹底解説

肺気胸の症状チェックと初期サイン!胸痛や息切れの危険度を徹底解説にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。

医療機関の外来現場で最も多いのが、「肋間神経痛だと思って数日間我慢していた」という患者の受診です。胸部の痛みを生じる疾患は多岐にわたるため、特徴的な違いを客観的に把握しておくことが初動の遅れを防ぎます。

疾患・項目痛みの特徴・発生部位呼吸困難・全身症状の有無編集部の見解・鑑別の要点自然気胸突然発症。片側の胸奥・鎖骨下・背部にかけて刺すような痛み。息切れを伴う。深呼吸で増悪。空咳やゴロゴロ感を伴う場合あり。体をひねる動作に関係なく呼吸自体で痛む。圧痛点がなく息苦しさがあれば気胸を疑う。肋間神経痛肋骨に沿った電撃痛・ピリピリ感。特定の部位を押すと強い痛み。息切れは基本的にない(痛みのために浅い呼吸になることはある)。上半身を回旋させたり、肋骨の間を指で押して痛みが再現される場合は神経痛の蓋然性が高い。心筋梗塞・狭心症胸中央から左胸にかけての圧迫感・絞扼感(締め付けられる重い痛み)。強い息切れ、冷や汗、左肩・顎・胃への放散痛を伴う。刺すような痛みではなく「重石を乗せられたような感覚」。一刻を争う緊急疾患。逆流性食道炎みぞおちから胸骨の裏側にかけての焼けるような痛み(胸焼け)。息切れは伴わない。食後や横になった際に症状が増悪する。制酸薬の服用で緩和することが多く、呼吸運動そのものによる痛み変化は少ない。

気胸と肋間神経痛の違いを判断する決定打は、「肋骨を押したときに痛むかどうか(圧痛の有無)」と「呼吸困難感(息切れ)が併発しているか」です。肋間神経痛は皮膚表面に近い神経の刺激であるため、痛む場所を指でピンポイントに押せることが大半です。対して気胸は肺自体の虚脱であるため、胸の奥深くに痛みの震源地があり、指で押しても痛む場所を特定できません。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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