免許写真のコツ決定版!なぜ指名手配犯に?劇的に盛るプロの裏ワザ
撮影ブースに座った瞬間、警察官や係員から必ずと言っていいほど掛けられる言葉が「はい、背筋伸ばして、顎を引いてください」という定型句です。しかし、この言葉通りに顎を引くことこそが、写真写りを最悪にする最大の罠です。
日常の意識で顎を引こうとすると、多くの人は顎先を首元に向けて下方向へ押し下げてしまいます。すると、首の皮膚と皮下脂肪が喉元に圧縮され、普段は二重顎になっていない人でもくっきりと「人工的な二重顎」が出現します。さらに、顔が下を向くことで眉骨の影が瞳に落ち、黒目が上瞼に隠れて鋭い上目遣い(三白眼)になってしまいます。
現場で実践すべき「正しい顎の引き方」の手順は以下の通りです。
まず、椅子には深く腰掛けず、背もたれから拳一つ分空けて座ります。頭のてっぺんを天井から見えない糸で真上に引っ張られている感覚で、背骨と首筋を極限まで上に伸ばします。その状態をキープしたまま、「顎を下げる」のではなく「首の付け根全体(喉仏)を後方に5ミリほど平行スライドさせる」意識を持ちます。写真業界で「タートルネック・テクニック」と呼ばれるこの動作を行うと、首のラインがピンと伸び、フェイスラインのたるみが完全に消失します。
姿勢が整ったら、シャッターが切られる直前の表情作りです。運転免許証の写真では歯を見せて笑うことは禁止されていますが、無表情でいると口角が下がり、不機嫌な顔つきになります。自動車教習所や合宿免許の現場指導でも推奨されているのが、撮影直前に「左右の口角をグッと限界まで引き上げ、3秒間キープした後に脱力する」という表情筋のリセット術です。緊張で強張った頬の筋肉がほぐれ、自然な微笑みの形状(口角がわずかに1ミリ上がった状態)をキープしやすくなります。
最後に目元です。目を無理に見開くと額にシワが寄ってしまうため、直前に一度ゆっくりと目を閉じ、シャッターが切られる瞬間に「普段の1.2倍」を意識して黒目の上まぶたを心地よく持ち上げ、カメラのレンズの奥をしっかりと見据えてください。