毛皮のマリーズ武道館解散の真相と各メンバーの現在【2026年最新】
バンドの原点を振り返ると、特異な美意識に貫かれた毛皮のマリーズの経歴が浮き彫りになります。2003年、和歌山県出身の志磨遼平(ボーカル)を中心に、地元や関西圏の音楽仲間であった越川和磨(ギター/愛称・西くん)、栗本ヒロコ(ベース/愛称・ヒロT)、富士山富士夫(ドラム)によって結成されました。バンド名は寺山修司の戯曲『毛皮のマリー』に由来し、ガレージロック、グラムロック、昭和歌謡、パンクを過激に融合させたサウンドで東京のライブハウスシーンを席巻します。
インディーズ期にリリースしたアルバム『戦争をしよう』(2006年)や『マイ・ネーム・イズ・ロマンス』(2008年)は、ニューヨーク・ドールズやRCサクセションの系譜を継ぐ退廃的でグラマラスな衝撃を音楽界に走らせました。そして2010年4月、日本コロムビアの名門レーベル「TRIAD」からメジャー1stアルバム『毛皮のマリーズ』でメジャーデビューを果たします。
メジャー進出後の変貌は批評家やファンを驚愕させました。ガレージパンクの攻撃性を脱ぎ捨て、ストリングスや管楽器を大胆に取り入れた2011年1月リリースの大作『ティン・パン・アレイ』では、渋谷系や1960〜70年代ポップスへの深い敬意を昇華させ、バンドの音楽性を一気に拡張します。そして同年9月、ロンドンのアビー・ロード・スタジオで録音されたアルバム『THE END』の発表と同時に、突如として解散が告げられました。
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