【2026年独自取材】新鍋理沙が語る日本女子バレーの現在地——コートを去って6年、「守備の美学」が切り拓く新たな未来
彼女が情熱を注ぐもう一つの軸が、全国各地で開催しているバレーボール教室だ。スパイクを打つ華やかさに目を奪われがちな小中学生に対し、彼女は「ボールを拾うことの面白さ」を丁寧に教え込む。
「レシーブって、地味に見えて実は一番相手の心を折ることができるプレーなんです」。そう微笑みながら子どもたちに語りかける姿には、かつてコートで見せたクールな表情とは異なる、柔らかな温もりが宿る。彼女の手ほどきを受けた多くのアカデミー生の中から、未来の日本代表守備職人が生まれる日もそう遠くはないだろう。
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