二次不等式の判別式はいつ使う?解なしやすべての実数の見分け方

二次不等式の判別式はいつ使う?解なしやすべての実数の見分け方について押さえておきたい 注意点を分かりやすい構成で解説いたします。

二次不等式の全パターンを整理する際、絶対に欠かせない前提が「$x^2$の係数を正(下に凸のグラフ)にしてから考える」という鉄則です。もし係数が負であれば、不等式全体に $-1$ を掛けて不等号を逆転させ、必ず下に凸の放物線に統一します。その上で、判別式 $D$ の符号と4つの不等号の組み合わせを対照したのが以下のデータテーブルです。

判別式の状態放物線とx軸の共有点不等式(> 0 / ≧ 0)の解不等式(< 0 / ≦ 0)の解D > 0
(共有点2個)異なる2点で交わる
(交点座標 $\alpha, \beta$)$x < \alpha, \beta < x$
($\geqq$ のときは等号が付く)$\alpha < x < \beta$
($\leqq$ のときは等号が付く)D = 0
(共有点1個:重解)$x$軸と1点で接する
(接点座標 $\alpha$)> 0:$\alpha$ 以外のすべての実数
≧ 0:すべての実数< 0:解なし
≦ 0:$x = \alpha$(ピンポイント)D < 0
(共有点0個)共有点なし
(グラフ全体が$x$軸の上方に浮遊)> 0:すべての実数
≧ 0:すべての実数< 0:解なし
≦ 0:解なし

この表を丸暗記しようとする行為は推奨されません。注目すべきは、放物線と$x$軸の共有点の様子が頭に描けていれば、表を暗記していなくてもその場で100%復元できるという事実です。

小林 直樹

小林 直樹

トレンドリサーチャー

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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