『二人のアカボシ』歌詞の真相と由来|キンモクセイ名曲を徹底解剖
ファンの間でも長年議論されてきたのが、「アカボシ(赤星)」という言葉に込められた真の元ネタと由来です。天文学的に「赤星」という星は実在しないため、ここには複数のメタファーが重層的に重ね合わされています。
最も有力な解釈として知られているのが、「明けの明星(金星)の別称・派生表現」と「夜霧の高速道路で前を走る車の赤いテールランプ」のダブルミーニングです。夜明け前の東の空にひときわ強く輝く金星は、夜の終わりを告げる光。そして暗闇の中で二人の行く先を不気味なほど鮮やかに照らすテールランプの赤。この2つのイメージが合わさり、タイトル『二人のアカボシ』へと結実しました。
さらに、神奈川県相模原市出身のメンバーたちが若き日に体感した「国道16号線や東名高速道路の夜景」というローカルな原風景も色濃く反映されています。伊藤俊吾氏自身がインタビューで語ってきた創作背景を辿ると、フィクションの物語の中に、誰もが通過する青春時代のやるせなさが絶妙に織り込まれていることが分かります。
タグ:
https://cantgetworse.com/yanamotoibuki20/1984485/