カマキリの飼い方決定版|昆虫ゼリーNgの真相と脱皮失敗を防ぐ極意

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Q1:カマキリは人に懐きますか?ハンドリング(手乗せ)は可能ですか?
A1:犬や猫のように感情を通わせて「懐く」ことはありません。しかし、人の動きや手の温度に「慣れる」ことは十分にあります。ピンセットからの給餌を繰り返すと、ピンセットが近づくだけで身を乗り出すようになります。手の上に乗せることも可能ですが、無理に掴むと鋭い前脚(鎌)で挟まれて出血したり、カマキリ自身の脚が折れたりするため、進行方向にそっと手を差し出して自分から登らせるのがコツです。

Q2:1匹しか飼っていないメスが卵を産みました。この卵から赤ちゃんは生まれますか?
A2:交尾をしていない単独飼育のメスでも、成虫になって成熟すると無精卵の卵嚢を産み落とします。この場合、どれだけ適切に管理しても孵化することはありません。ただし、晩夏から秋にかけて野外で捕獲してきたメス成虫の場合、すでに野外で交尾を済ませている可能性が極めて高いため、産んだ卵嚢は有精卵として翌春に孵化する確率が非常に高いと考えられます。

Q3:脱皮の途中で殻が引っかかって落ちてしまいました。ピンセットで剥がして助けてもいいですか?
A3:脱皮直後のカマキリの皮膚は極めて柔らかく、人間がピンセット等で無理に殻を引っ張ると、内臓が破裂したり脚がちぎれたりして即死を招きます。自力で抜け出せない事故が起きた場合、湿度を上げるためにケース内に霧吹きを行い、自力で脱出するのを待つ以外に有効な手立てはありません。脚が曲がって固まってしまった場合でも、次の脱皮で奇形が再生・修復されるケースがあるため、諦めずに介護給餌を続けることが推奨されます。

Q4:蚊やハエを捕まえて与えても問題ありませんか?
A4:ハエや蚊は絶好の栄養源になります。ただし、家庭内で殺虫剤(スプレー式駆除剤やくん煙剤、蚊取りマット)を使用した空間にいた昆虫は、体内に微量の薬剤を蓄積しています。その昆虫を食べたカマキリが神経毒によって中毒死する事故が多発しているため、薬剤に接触した疑いのある獲物は絶対に与えないでください。

山崎 陸

山崎 陸

ガジェット&アプライアンスライター

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