々なんて読む?漢字じゃない驚きの正体とスマホ一発入力の裏ワザ

々なんて読む?漢字じゃない驚きの正体とスマホ一発入力の裏ワザに関する疑問を分かりやすくまとめました。詳細な解説をチェックしましょう。

「々」という文字の読み方を検索する人がまず直面する衝撃の事実があります。それは、「々」単体には固有の読み方が存在しないという点です。

私たちが日常で「々」を読むことができるのは、「木々(きぎ)」「人々(ひとびと)」「色眼鏡ならぬ色種々(いろいろ)」といったように、直前にある漢字が存在している場合に限られます。前の漢字の音や訓をそのまま反復して発音しているに過ぎず、「々」という文字そのものが発音器官の特定の音を割り当てられているわけではありません。

さらに根本的な事実として、「々」は漢字ではなく「約物(やくもの)」と呼ばれる記号の一種です。文化庁が告示する常用漢字表(2,136字)をはじめ、人名用漢字やJIS第1水準・第2水準漢字の分類においても、「々」は漢字そのものではなく特殊記号として扱われています。国語学や印刷組版の世界において、この「々」に与えられている正式名称は「同の字点(どうのじてん)」です。

「同の字点」は、日本語の表記体系において同じ文字を重ねる際に使われる「踊り字(重ね字・送り字・反復記号)」の代表格です。直前の漢字と同じであることを示す記号であるため、「同じ」を意味する符号として「同の字点」と命名されました。単体で音読みや訓読みを探しても見つからないのは、句読点の「、」や「。」に読み仮名が存在しないのと全く同じ論理です。

木村 陽翔

木村 陽翔

テックライター兼ウェブディレクター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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