開聞山麓自然公園の現在と閉園の真相|トカラ馬と廃墟化の噂を追う
ネット上で情報の錯綜に拍車をかけている決定的な要因が、名称の酷似した開聞山麓ふれあい公園との違いです。同じ指宿市開聞地区の山麓に位置しながら、両者は運営母体も目的も全く異なる別の施設です。
指宿市が管理する「ふれあい公園」は、キャンプ場やログハウス、総合体育館、そば打ち体験施設などを備えた公営のアウトドア・レクリエーション施設です。一方、「自然公園」は民間によってトカラ馬の保護飼育を中心に行われてきた広大な私有林・牧場地です。この2つを混同したまま「自然公園のキャンプ場を予約したい」「ふれあい公園に行ったらトカラ馬がいなかった」といったトラブルが長年多発してきました。
指宿市自然公園としての公的な観光案内で大々的にプッシュされるのは設備が整った「ふれあい公園」ですが、文化財保護や生物多様性の観点から見逃せない価値を保ち続けているのは、まぎれもなく「自然公園」の側です。
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