松本潤の今後はどうなる?独立の真相と嵐再始動の現在地を追う
松本潤の役者人生における大きな転換点となったのが、2023年を駆け抜けたNHK大河ドラマ『どうする家康』でした。徳川家康という日本史上の巨人を1年半にわたって演じきった経験は、彼の表現力に重厚な陰影をもたらしました。放送終了後、多くの視聴者が「松本潤のどうする家康のその後」としてどのような映像作品を選ぶのか注視する中、彼が選んだのはテレビカメラの前ではなく、汗と息遣いが直接届く舞台の板の上でした。
それが、2024年7月から11月にかけて上演されたNODA・MAP第27回公演舞台『正三角関係』です。松本にとって2011年の『あゝ、荒野』以来、実に13年ぶりとなる本格舞台への挑戦であり、演出家・野田秀樹の熱烈なラブコールに応える形となりました。長澤まさみ、永山瑛太という実力派俳優陣と火花を散らしながら、ドストエフスキーの名作『カラマーゾフの兄弟』をモチーフにした濃密な劇世界で、松本は長男の花火師・富太郎役を熱演しました。
特筆すべきは、東京、北九州、大阪を巡る国内ツアーにとどまらず、英国ロンドンの名門サドラーズ・ウェルズ劇場で全80公演に及ぶツアーの千秋楽を迎えた点です。現地の辛口な劇評家たちからも「エネルギーに満ちた身体表現と、複雑な内面を観客の胸に突き刺す確かな演技力」と高く評され、全席完売のスタンディングオベーションを巻き起こしました。アイドルという枠組みを完全に脱ぎ去り、国際基準の舞台俳優としての評価を確立したこの経験が、現在の彼の仕事選びに決定的な自信を与えています。
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