なぜ女性のLdlコレステロールだけ高いのか?更年期と脂質異常の真相
【プロの結論】生活習慣改善で様子を見て良い人・即座に受診すべき人の判断基準
健診結果を受け取った際、慌てて極端な食事制限に走る前に、自身の立ち位置を冷静に見極めてください。
- 生活習慣の見直しを優先して良い人:LDLが140〜160 mg/dL程度、HDLが60 mg/dL以上(LH比2.0未満)、喫煙習慣がなく、血圧・血糖値・中性脂肪がすべて正常範囲内にある40代後半〜50代の女性。
- 速やかに循環器内科や内分泌内科を受診すべき人:LDLが180 mg/dL以上、LH比が2.0超、家族に早発性心筋梗塞歴がある、甲状腺の腫れや強い倦怠感がある、あるいは高血圧・糖尿病を併発している人。
今日から始める実践的アプローチ
数値を健やかな状態へ導くためには、闇雲にコレステロール含有食品(卵や魚卵など)を避けるのではなく、「飽和脂肪酸を減らし、排出を促す栄養素を増やす」というアプローチが最も有効です。
具体的には、調理油をオリーブ油やエゴマ油に切り替え、納豆や豆腐などの大豆製品(大豆イソフラボンはエストロゲン様作用を持つ)、海藻類やキノコ類に豊富な水溶性食物繊維を毎食意識して摂取します。水溶性食物繊維は、腸管内で胆汁酸(コレステロールから作られる)を吸着して体外へ便として排出させるため、肝臓が新たな胆汁酸を作るために血中のコレステロールを消費するという自然な好循環を生み出します。
さらに、1日20分程度のウォーキングや軽いスクワットなどの有酸素運動・レジスタンス運動を組み合わせることで、HDLを増やし脂質代謝の底上げを図ることができます。
タグ:
https://3tex.com/manga-stream/7058920/