柳井一族の知られざる家系図と総資産!息子たちの現在と後継の全貌

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柳井正氏の息子である2人は、現在どのようなキャリアを歩み、社内でどんな役割を担っているのか。表舞台に露出することが極端に少ない2人の横顔を追うと、周到に設計されたエリートコースと、父・正氏による明確な役割定義が見えてきます。

長男の柳井一海(かずみ)氏は、米ボストン大学を卒業後、ボストン・カレッジ大学院で経営学修士(MBA)を取得。ゴールドマン・サックス証券で金融の実務を叩き込まれたのち、2009年にファーストリテイリング傘下に入った高級カジュアルブランド「Theory」を展開するリンク・セオリー・ジャパンの会長などを歴任しました。現在はファーストリテイリングの取締役・グループ上席執行役員を務めています。金融・投資のプロフェッショナルとしての見識が深く、資本政策やM&A戦略を冷静に精査する「数字に強い取締役」として知られています。

一方、次男の柳井康治(こうじ)氏は、慶應義塾大学環境情報学部を卒業後、三菱商事に入社。食品や流通などの商社ビジネスの現場を経験した後、2012年にファーストリテイリングに入社しました。康治氏はマーケティングやブランディングの領域で手腕を発揮しており、ユニクロの世界的チャリティプロジェクト「PEACE FOR ALL」の仕掛け人としてもメディアの注目を集めました。ヴィム・ヴェンダース監督の映画『PERFECT DAYS』のプロデュースに関わるなど、クリエイティブと社会貢献を融合させた事業展開に強みを持っています。一海氏と同様、現在は取締役・グループ上席執行役員として名を連ねています。

社内関係者の証言によると、一海氏が「冷徹な財務・戦略眼」を持つ参謀タイプであるのに対し、康治氏は「感性豊かで現場やクリエイターとの対話を重んじる」カルチャータイプと評されます。二人の資質は好対照でありながら、いずれも単なる創業者ジュニアの枠にとどまらない専門性を培ってきた点が特徴です。

橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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