新幹線延伸から2年、いま「松任」で何が起きているのか?金沢の隣駅が仕掛ける“静かな大逆転”
2026年春の並行在来線移管によってJR西日本から「IRいしかわ鉄道」へと運営が引き継がれた際、一部ではダイヤ改編や運賃体系の変化に対する不安が囁かれていた。しかし蓋を開けてみれば、朝夕のラッシュ時を中心とした柔軟な運行ピッチの最適化が功を奏し、利用客数は堅調な推移を見せている。
特に松任—金沢間は日中も含めて毎時2〜3本の運行頻度が死守され、所要時間はわずか10分強。運行会社の変更に伴う運賃設定の課題に対しても、自治体による通学定期の補助やシームレスな交通系ICカードの定着が下支えとなり、実質的な通勤ハードルは低く抑えられた。駅窓口の担当者は「移管当初の混乱は完全に収束した。今は増発された朝の便がどれも満席になるほど定着している」と手応えを語る。
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