「恫喝」の意味とは?脅迫・威圧との違いと職場の違法ラインを徹底解説

「恫喝」の意味とは?脅迫・威圧との違いと職場の違法ラインを徹底解説についての真相をお届けします。

SNSやネット掲示板上では、恫喝トラブルに関して法律上の誤解やリスクの高いアドバイスが散見されます。トラブルを悪化させないために、押さえておくべき代表的な誤認を是正します。

誤解1:「録音を相手に無断で行うと違法になり、証拠として使えない」

ネット上でよく見られる最大の誤解です。相手の同意を得ずに会話を録音する「秘密録音」について、日本の民事訴訟実務では、著しく反社会的な手段(盗聴器を他人の住居に不法侵入して仕掛ける等)でない限り、自分が当事者である会話の無断録音は証拠能力が広く認められます。理不尽な恫喝を受けている最中に「録音します」と宣言すれば相手が激高して危険が及ぶため、ポケット内で密かに録音する自衛措置は法的に正当と解釈されます。

誤解2:「大声を一切出さず、淡々と話していれば恫喝にはならない」

音量の大きさだけが恫喝の要件ではありません。極めて静かな声であっても、「次の昇進はないと思え」「家族が路頭に迷うことになるぞ」といった不利益を淡々と示唆し、心理的に相手を追い詰める行為は「隠れ恫喝」です。態様が陰湿である分、周囲に気付かれにくく、被害者の精神的孤立を深める危険性があります。

誤解3:「SNSに音声や動画を晒せば世論が味方して解決する」

理不尽な恫喝を受けた際、怒りに任せて相手の実名や音声をX(旧Twitter)やTikTok、掲示板に晒す行為は極めて危険です。たとえ相手に非があっても、プライバシー侵害や名誉毀損罪(刑法230条)に問われ、被害者側が逆に損害賠償請求を突きつけられるケースが多発しています。告発は公的機関や弁護士を通じて法に則って進めるのが鉄則です。

井上 凛

井上 凛

シニアコンテンツプロデューサー

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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