ミセス「ロマンチシズム」歌詞の本当の意味とは?大森元貴が明かした人類愛の真相
2019年4月にMrs. GREEN APPLEの9thシングルとしてリリースされた『ロマンチシズム』は、資生堂「シーブリーズ」のCMソングとして書き下ろされました。白石聖や古川毅らが出演したみずみずしい青春CMのタイアップ曲であり、表層的には疾走感あふれるアッパーなラブソングの構造を取っています。
しかし、ロマンチシズム 大森元貴 楽曲インタビューや当時のメディア取材を辿ると、彼が意図した創作のベクトルは単なる「胸キュンソング」とは全く異なる地点にあったことが分かります。大森自身は「青春や恋愛という枠組みを借りながら、描きたかったのは剥き出しの人間愛・人類愛である」と明言しています。
「人は誰しもワガママで、狡くて、面倒くさい生き物である」というシニカルな人間観察を出発点にしながら、だからこそ互いを求め合い、愛おしさを感じるというパラドックス。CMタイアップという制約の中で求められた爽快感を120%満たしながら、その内側に痛烈な人間賛歌を忍ばせた構成力こそ、大森元貴のソングライティングの真骨頂といえます。
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