イギリス国旗の由来を徹底解剖!竜が消えた謎と左右非対称の歴史
イギリスの正式名称は「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」です。国名が示す通り、複数の地域(カントリー)から成る連合国家であり、その成立プロセスがそのまま国旗の歴史と重なっています。ユニオンジャックの由来を理解する鍵は、3つの異なる「守護聖人の十字(クロス)」の融合にあります。
イギリス国旗を構成する要素は以下の3つの旗です。
- イングランドの旗(セントジョージ・クロス):白地に赤い正十字。古代ローマの殉教者・聖ジョージ(ゲオルギウス)に由来し、13世紀頃からイングランドの象徴として定着。
- スコットランドの旗(セントアンドリュー・クロス):青地に白い斜め十文字(サルタイアー)。十二使徒の一人・聖アンドレが斜め十字で殉教した伝説に基づき、スコットランドの空を表す青地に配置。
- アイルランドの旗(セントパトリック・クロス):白地に赤い斜め十字。アイルランドの守護聖人・聖パトリックを象徴する意匠。
イギリス国旗歴史まとめを時系列で辿ると、最初の統合は1606年に訪れました。スコットランド王ジェームズ6世がイングランド王(ジェームズ1世)を兼務した同君連合の成立に伴い、イングランドのセントジョージ・クロスとスコットランドのセントアンドリュー・クロスが合体。「キングス・カラーズ(国王の旗)」と呼ばれる最初の連合旗が誕生しました。
その後、1707年の合同法によって正式に「グレートブリテン王国」が誕生し、この旗が法的な国旗として定められます。さらに1801年、アイルランド王国との合同によりアイルランドのセントパトリック・クロスが追加され、現在目にするデザインが完成しました。
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