標準誤差とは?標準偏差との決定的な違いや計算式・エクセル術を徹底解説

標準誤差とは?標準偏差との決定的な違いや計算式・エクセル術を徹底解説の真相について、分かりやすい解説を詳しくお届けします。

学術研究の論文審査や企業の役員報告において、最も査読者や分析官から厳しいツッコミを受けるのが、エラーバーや記述統計における「SDとSEの混用」です。

大手シンクタンクのデータアナリストや大学院での指導教員を取材すると、異口同音に次のような現場の苦悩が語られます。「学会誌の査読で最も多い指摘の一つが、『グラフの棒に付いているエラーバーがSDなのかSEなのか明記されていない』という初歩的ミス。さらに深刻なのは、見た目を良くするために、あえて数値が小さく見えるSEを選んでエラーバーを短く見せかける不正まがいの演出が横行している点だ」。

医学・生物学・心理学をはじめとする国際的な学術誌における論文での標準誤差の記載方法には、厳格な作法が求められます。本文や図のキャプションには、必ず「Mean ± SD」なのか「Mean ± SE」なのかを明示しなければなりません。近年では、国際医学雑誌編集者委員会(ICMJE)などのガイドラインにおいて、生データのばらつきを隠蔽しかねないSE単独のエラーバー表示を避け、95%信頼区間(CI)を明記するか、個々のプロット点を表示したバイオリンプロット等の活用が推奨される傾向にあります。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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