阪急三番街の現在!相次ぐ閉店・改装の真相と最新グルメ完全解剖

阪急三番街の現在!相次ぐ閉店・改装の真相と最新グルメ完全解剖の主要なニュースをコンパクトにまとめました。最新トレンドを一目で把握できます。

昭和から平成にかけて阪急三番街を訪れた経験のある世代にとって、今もなお強烈なノスタルジーを喚起するのが「川の流れる街」です。1969年の施設誕生時、地下街の中に本物の人工河川を流し、せせらぎの音とともにショッピングを楽しむという前代未聞の演出は、日本全国に大きな衝撃を与えました。

阪急三番街「川の流れる街」の経緯を振り返ると、そこには阪急電鉄の創業者・小林一三の精神を受け継ぐ「ターミナルに驚きと憩いを提供する」という執念がありました。地下空間特有の閉塞感を打ち消すため、地下2階の中央部に全長約170メートルに及ぶ川を整備。人工の滝が流れ、中央の広場ではコインを投げ入れる利用者が後を絶たず、待ち合わせ場所の定番として大阪市民に深く愛されたのです。

しかし、開業から約40年が経過した2010年代半ば、設備の老朽化や耐震・安全管理基準の強化、さらには地下空間のバリアフリー化と商業床の有効活用が求められるなかで、水の流れを撤去する苦渋の決断が下されました。撤去時は惜しむ声が殺到したものの、水路跡地と周辺区画の再開発こそが、現在の「ウメダフードホール」を生み出す契機となりました。昭和の遺産に甘んじることなく、時代が必要とする交流拠点へと空間を再構築した歴史的転換点といえます。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

タグ: https://mkp-acc-test.uppromote.com/roadfield/4706148/