大阪府咲洲庁舎の現在と真相|移転断念の理由から絶景展望台まで徹底解剖
ネット上では今なお「咲洲庁舎は閑古鳥が鳴いている」「ゴーストタウンのようなビル」といった古いイメージを語る書き込みが散見されます。しかし、2026年現在の現場を訪れると、その実態は大きく異なっています。
エントランスをくぐると、朝夕のラッシュ時には大阪府の職員や関連団体のスタッフ、民間企業のビジネスパーソンがひっきりなしに行き交います。入居している大阪府の部署は、都市整備部、住宅まちづくり部(現・都市住宅関連部局)、港湾局、環境農林水産部、教育庁の一部など、現場業務や許認可業務を多く抱える部署が中心です。約2,000人規模の府関係者が常駐しており、行政拠点としての熱量は十分に存在しています。
民間フロアの活用も多様化しました。7階から17階の一部には「さきしまコスモタワーホテル」が入居しており、客室からの眺望や広々とした空間設計を武器に、ビジネス客やインバウンド旅行者を取り込んでいます。一時は賃料支払いを巡る運営事業者と所有者側の係争が報じられ世間を騒がせましたが、その後オペレーション体制の再編を経て、ベイエリア観光の宿泊拠点として稼働を継続しています。
一般来庁者にとって魅力的なのが、リーズナブルな飲食施設です。庁舎内には職員だけでなく一般人も利用できる食堂やカフェ、レストランが営業しています。とくに高層階のレストランや地下・低層階の食堂は、近隣のATC(アジア太平洋トレードセンター)で働く人々やイベント参加者のランチスポットとして親しまれており、「日替わり定食がワンコイン台から食べられる穴場」「見晴らしの良いカフェで静かに作業ができる」とSNSでも実用性の高さが評価されています。
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