存じる」と「存じ上げる」の違い、実は知らずに使っていませんか?

存じる」と「存じ上げる」の違い、実は知らずに使っていませんか?の重要なポイントについて、最新情報を取りまとめてご紹介します。

Q1:「存じ上げない」と「わかりかねます」はどう使い分ければいいですか?
A1:知っているかどうかの「知識や情報の有無」そのものを伝えるときは「存じません(人なら存じ上げません)」を用います。一方、「わかりかねます」は「私の立場や能力では判断・理解・回答ができません」というニュアンスを含みます。そのため、事実として知らない場合は「存じ上げません」、質問に対して回答する権限がない・判断がつかない場合は「私では分かりかねます」と使い分けるのが適切です。

Q2:社内の上司に「知っています」と伝える場合も「存じております」を使うべきですか?
A2:社内コミュニケーションにおいては、直属の上司であれば「知っております」や「承知しております」で十分に丁寧であり、過度にかしこまる必要はありません。ただし、他部署の役員や本部長クラスに対する報告・メールであれば、「そちらの件はすでに存じております」と丁重語を用いることで、礼節を保ったスマートな印象を与えることができます。

Q3:過去に知った事実は「存じ上げました」と言ってもよいのでしょうか?
A3:文法的には成立しますが、会話では「存じておりました」「存じ上げておりました」という継続状態(〜ていた)の過去形を使うのが一般的です。新たに知った瞬間を表現したい場合は、「存じ上げました」とするよりも「拝見して初めて知りました」「お聞きして理解いたしました」など、別の動詞を敬語化して表現する方が自然な日本語になります。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

タグ: https://malolacombe.com/rinkatsu/8843744/