四万温泉積善館は本当に千と千尋の舞台?3棟の違いと宿泊の真相を徹底解説
積善館の魂とも言える温泉施設が、本館1階に鎮座する「元禄の湯」です。昭和5年(1930年)に建造されたこの大浴場は、国の登録有形文化財に指定されており、大正ロマンの息吹を今に伝える洋風建築の傑作です。
浴室の扉を開けると、アーチ型の高い窓から自然光が差し込み、床一面に敷き詰められた白と淡いブルーのタイルが光を反射します。浴室内には長方形の石造り浴槽が5つ独立して並ぶという独特の設計が施されており、それぞれの浴槽の底から加水・加温一切なしの源泉が自然湧出しています。さらに浴槽の脇には、畳1畳ほどの木製引き戸が備え付けられた「蒸し風呂(サウナの原型)」が設置されており、温泉の蒸気熱だけで身体を芯から温める古の湯治文化を体験できます。
積善館では宿泊者だけでなく、日帰り入浴の受け入れも積極的に行っています。2026年現在の日帰り温泉利用料金および利用概要は以下の通りです。
- 日帰り入浴料金:大人 1,500円(税込)/ 子供 1,100円(税込)
- 利用可能時間:10:30 〜 17:00(最終受付 16:00 ※混雑状況により入場制限あり)
- 利用可能浴場:本館「元禄の湯」、本館混浴岩風呂「積善の湯」(女性専用時間帯あり)
- レンタル・販売:フェイスタオル販売 200円、バスタオルレンタル 300円
四万温泉の泉質は、ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉(低張性中性高温泉)。古くから「四万(よんまん)の病を癒やす霊泉」と称され、肌触りは非常に柔らかく、湯上がり後も長時間の保温・保湿効果が持続します。また、飲泉所も設けられており、胃腸病や食欲不振に効能があるとされる源泉を口に含むことも可能です。
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