挿しても音が出ない?タイプCイヤホンの落とし穴と2026年の選び方

挿しても音が出ない?タイプCイヤホンの落とし穴と2026年の選び方についての真相をご紹介します。

USB Type-C端子にイヤホンを差し込んだにもかかわらず、スピーカーからそのまま音が流れてしまったり無音になったりする現象には明確な技術的理由があります。その鍵を握るのが、デジタル信号を耳で聴こえる空気の振動(アナログ音声信号)に変換する半導体チップDAC(Digital to Analog Converter)の存在です。

タイプCイヤホンには、大きく分けてアナログ出力式とデジタル出力式(DAC内蔵)の2種類が存在します。

かつてのアナログ式は、スマートフォン側に内蔵されたDACを利用し、Type-Cコネクタの特定のピンから直接アナログ音声を送る「オーディオアダプターアクセサリーモード」を利用していました。しかし、近年のスマートフォン内部は高密度化が進み、基板上のノイズ低減や省スペース化を目的に、ポートからのアナログ音声出力を完全に廃止する設計が主流となっています。

アナログ出力非対応の端末にDAC非搭載のアナログ式イヤホンを接続しても、送られてくるデジタル信号を変換できず、結果として「音が出ない」というトラブルが発生します。端子内部に小型のDACチップが組み込まれたDAC内蔵型タイプCイヤホンを選べば、端末の種類を問わずデジタルデータを受け取ってイヤホン側で正確に音を鳴らすことが可能です。

清水 千尋

清水 千尋

フード&トラベルライター

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

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