チェルノブイリはどこにある?キーウとの距離と2026年現在の真実
2010年代半ばから事故現場周辺は、専門ガイドが同行する「ダークツーリズム」の対象として人気を集め、世界中から年間数万人規模の観光客が訪れるようになっていました。しかし、その状況は2022年2月24日のロシアによるウクライナ全面侵攻によって完全に暗転しました。
チェルノブイリ原発はベラルーシ国境から首都キーウへ進撃する最短ルート上にあったため、侵攻初日にロシア軍によって制圧・占領されました。占領下では職員が長時間の不法拘束を強いられたほか、ロシア軍部隊が高濃度汚染地帯である「赤い森」で塹壕(ざんごう)を掘削したことで、土壌中の放射性物質が巻き上げられる深刻なリスクが発生しました。
ウクライナ軍による奪還後、施設周辺には地雷や不発弾が多数残蔽され、インフラや監視システムも大きな損害を受けました。2026年現在も一般向けの観光ツアーは無期限で全面停止されており、立ち入り禁止区域はウクライナ軍および国家警備隊が24時間体制で厳戒警備を行う軍事重要防衛エリアとなっています。
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