二次不等式の解き方完全講義|符号逆転の理由と解なしの罠を徹底解剖
Q1:因数分解が思いつかないとき、最初から解の公式を使っても減点されませんか?
A1:一切減点されません。因数分解はあくまで計算を素早く行うための手段に過ぎず、解の公式はあらゆる二次方程式・不等式に適用できる万能の手法です。たすき掛けの組み合わせを探して15秒以上悩むくらいであれば、即座に解の公式を適用した方が計算ミスも減り、試験時間全体のマネジメントにおいても有利に働きます。
Q2:$D < 0$ のときに「解なし」と「すべての実数」のどちらになるか迷ったらどう判断すべきですか?
A2:$x^2$ の係数をプラスにして「下に凸」の放物線を描き、$x$ 軸より完全に上に浮かせた図を余白に描いてください。その上で、解きたい式が「$> 0$(上側)」ならグラフ全体が当てはまるので「すべての実数」、「$< 0$(下側)」ならグラフが全く存在しないので「解なし」と視覚的に判定してください。この3秒の作図で迷いは100%解消されます。
Q3:連立二次不等式で「共通範囲」が複数に分かれてしまうことはありますか?
A3:あります。それぞれの不等式の解が外側の範囲(例:$x < 1, 4 < x$ など)を含んでいる場合、数直線上での共通部分が左側と右側の2箇所に分離して生じることがあります。その際は「$x < -2$ または $5 < x$」のように、成立しているすべての共通区間を併記することが正しい解答となります。
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