今浪隆博の引退理由と病気の真相|橋本病と壮絶葛藤、現在の活躍
福岡県出身の今浪隆博は、平安高校から明治大学を経て、2006年大学生・社会人ドラフト7巡目で北海道日本ハムファイターズに入団しました。ルーキーイヤーから即戦力として期待され、内野全ポジションをこなすユーティリティー性と、広角に打ち分けるシュアな打撃で一軍に定着していきました。
転機が訪れたのは2014年のシーズン途中です。増渕竜義投手との交換トレードで東京ヤクルトスワローズへ移籍。この移籍が今浪隆博のキャリアを大きく輝かせることになります。
神宮球場を本拠地とするヤクルトでは、巧みなバットコントロールと勝負強い打撃が真価を発揮しました。特に2015年のリーグ優勝においては、スタメンのみならず代打の切り札として幾度となくチームのピンチを救い、首脳陣やファンから絶大な信頼を獲得。「今浪チルドレン」と呼ばれる熱狂的な支持層を生み出しました。
プロ通算成績は409試合出場、206安打、3本塁打、63打点、通算打率.261。決して長打を量産するタイプではありませんでしたが、得点圏での集中力と卓越した選球眼は数字以上の存在感を放っていました。ドラフト下位入団時の推定年俸800万円からスタートし、ヤクルト時代の2017年には自己最高となる推定年俸2,800万円に到達。地道な努力と確かな技術でプロの世界を生き抜いた、職人肌のプレイヤーでした。
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