文豪ストレイドッグス3期の結末と伏線総解剖!原作何巻までか徹底検証
アニメ第3シーズンを語る上で欠かせないのが、変則的かつ緻密に練られた二部構成のストーリー設計です。本作は文スト シーズン3 全何話かといえば、本編ナンバリング第26話から第37話までの全12話でオンエアされました。シリーズ構成を担当した榎戸洋司氏と五十嵐卓哉監督のコンビは、過去の第2期「黒の時代編」と同様に、物語の冒頭数話を使ってキャラクターのバックボーンを浮き彫りにする手法を採用しています。
第26話から第28話の第1部では、角川ビーンズ文庫の小説版を原案とした「十五歳編」を展開。ポートマフィアの現首領・森鴎外が先代を暗殺して首領の座を簒奪してから1年後、港湾都市ヨコハマで巻き起こる「荒覇吐(アラハバキ)」の亡霊騒動を軸に描かれます。当時15歳の太宰治と、ストリートギャング「羊」の頂点に君臨していた重力遣い・中原中也の出会いが鮮烈に描かれました。
続く第29話から第37話の第2部では、舞台を本編の時間軸へと戻し、ヨコハマを未曾有の危機に陥れる「共喰い抗争」が幕を開けます。突如現れた謎の盗賊団「死の家の鼠」の首魁、フョードル・ドストエフスキーによる周到な謀略によって、武装探偵社の福沢諭吉とポートマフィアの森鴎外が同時に致死性ウイルス異能に感染。解除の条件は「どちらかの首領が死ぬこと」という冷酷無比なルールのもと、両組織は全面衝突を余儀なくされます。
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