あつた蓬莱軒のひつまぶし完全攻略|並ばず食べる裏ワザと名店の真髄

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名古屋市熱田区に根を下ろし、150年以上の歴史を刻むあつた蓬莱軒は、まさにひつまぶし発祥の店として外食文化史に大きな足跡を残してきました。明治初期、当時の料理長が会席の締めに出していたうなぎ丼において、出前用の瀬戸物茶碗が割れやすかったことや、うなぎばかりが先に食べられてご飯が余ってしまうという課題に直面したのが誕生のきっかけです。

割れないよう大きな木製の「おひつ」に数人前のご飯を盛り、細かく刻んだ蒲焼きを「まぶして」提供したところ大好評を博し、これが「ひつまぶし」の原点となりました。昭和62年(1987年)には「ひつまぶし」の登録商標(第1996631号)を取得しており、名実ともに本家本元としての格式を維持しています。

同店の真骨頂は、創業以来一度も絶やすことなく継ぎ足されてきた秘伝のタレと、最高級の備長炭で焼き上げる職人の火入れ技術にあります。大正・昭和の戦火をくぐり抜ける際も、当時の当主がタレの入った甕(かめ)を抱えて防空壕へ避難したという逸話は有名です。濃厚でありながら後味のキレが良いタレが、皮目はパリッと香ばしく、中は驚くほどふっくらと焼き上げられた極上のうなぎと調和します。

斉藤 蓮

斉藤 蓮

デジタルマーケティングコンサルタント

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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