世界が恐れ惚れた麻生太郎の装い!政界屈指のダンディズム解剖

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麻生スタイルを語る上で、イタリアの老舗「ボルサリーノ」のハットを抜きにすることはできない。黒やチャコールグレーの上質なファーフェルト帽を、目深に、かつ絶妙なアングルで傾けて被る。その姿は、往年の映画『ゴッドファーザー』に登場するマイケル・コルレオーネや、フィルム・ノワールの主人公たちを鮮烈に想起させる。

ハットをかぶるという行為は、現代の男性にとっては極めて難易度が高い。少しでも躊躇や気恥ずかしさがあれば、たちまち「仮装」に成り下がってしまうからだ。しかし麻生太郎の場合、頭頂部のクラウンのくぼみからブリム(つば)の反り返りに至るまで、完全に肉体の一部として馴染んでいる。空港のタラップを降りる際に見せるハットのツバに手を添える所作ひとつ取っても、計算された劇場型のカリスマ性が漂う。

山崎 陸

山崎 陸

ガジェット&アプライアンスライター

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