統合型リゾート(Ir)はいつ開業?大阪・夢洲の現在と治安の真相

統合型リゾート(Ir)はいつ開業?大阪・夢洲の現在と治安の真相とは一体何なのか? 背景や要点を丁寧に紐解いて紹介します。

統合型リゾートの導入がもたらす最大のメリットは、莫大な経済波及効果と雇用の創出です。大阪府・市の公式試算によれば、開業後の経済波及効果は近畿圏で年間約1兆1,400億円、施設運営に伴う雇用創出効果は約9万3,000人と見込まれています。また、国内外から年間約2,000万人(国内約1,400万人、訪日外国人約600万人)の来訪を想定しており、カジノ総粗利益の15%ずつ(計30%)が国と大阪府・市に納付金として納められるため、年間約1,060億円もの安定的かつ巨額な自治体財源が生まれる計算です。

しかし、メリットの裏には看過できないデメリットやリスクが横たわっています。夢洲の土地改良やインフラ整備に際し、過去に大阪市が約790億円の公費負担を講じた経緯は「税金の無駄遣いではないか」と厳しい批判を浴びました。さらに、リゾート完結型の大型施設であるため、来訪者が夢洲の敷地内だけで消費を終えてしまい、大阪ミナミや京都・神戸などの既存商店街・観光地へ十分な経済効果が波及しない「カニバリゼーション(共食い)」を危惧する声も根強く存在します。

渡辺 美咲

渡辺 美咲

ガジェット&アプライアンスライター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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