【2026年現地ルポ】「日本一辿り着くのが困難なラーメン店」利尻島・味楽が世界の美食家を惹きつける理由
しかし、この至高の味わいを維持する裏には地道な格闘がある。近年、海水温の上昇や天候不順の影響を受け、利尻昆布の水揚げ量は変動を続けている。極上の出汁をとるために欠かせない天然昆布の確保は、年を追うごとに難度を増しているのが現状だ。
「どれだけ手に入りにくくなろうと、妥協したスープを出せば一瞬で客には伝わる」。店主の眼差しは鋭い。価格の高騰や資源減少の波に洗われながらも、素材へのこだわりをミリ単位で崩さない姿勢が、このブランドの底力を支えている。
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