実写版『鋼の錬金術師』がひどい・爆死と酷評された理由と評価の真相
映画『鋼の錬金術師』のビジネス的な評価を語る上で、興行収入のデータは客観的な現実を物語っています。
2017年12月に公開された第1作は、大規模なプロモーションと原作の圧倒的な知名度を背景に初登場1位を記録したものの、最終的な興行収入は約11.1億円にとどまりました。製作費やイタリアロケの費用、膨大なCG処理コストを考慮すると、目標とされた大型ヒットラインには届かない結果となりました。
さらに厳しさを増したのが、連載20周年プロジェクトとして製作された2026年の完結編2部作です。
- 『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』(2026年5月公開):興行収入 約2.9億円
- 『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』(2026年6月公開):興行収入 約3.2億円
新田真剣佑(スカー役)、舘ひろし(キング・ブラッドレイ役)、内野聖陽(ヴァン・ホーエンハイム/お父様役)といった実力派キャストを大挙投入し、原作ラストまでの完全映画化に挑んだものの、第1作で離れてしまった原作ファンを呼び戻すことはできませんでした。レビューサイトでも「詰め込みすぎて総集編を見ているよう」「キャラクターのダイジェスト」といった厳しい意見が優勢となり、数字の上でも「大爆死」の烙印を押される結果となってしまいました。
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