心臓の血液の流れの順番を徹底図解!国試も迷わない一発暗記法
Q1:心臓の4つの部屋で最も筋肉の壁が厚いのはどこですか?その理由は?
A1:左心室です。右心室はすぐ隣にある肺へ血液を送るだけ(肺循環:収縮期圧約20mmHg)ですが、左心室は頭の先から足先まで全身の毛細血管網へ高い抵抗に抗して血液を送り届ける必要(体循環:収縮期圧約120mmHg)があります。この圧倒的な圧力差と仕事量に耐えうるポンプ機能を果たすため、左心室の心筋壁は右心室の約3倍もの分厚い筋肉で構成されています。
Q2:肺動脈に流れているのはなぜ「静脈血」なのですか?
A2:血管の名称と血液の種類の命名基準が異なるためです。血管は「心臓から出ていく血管=動脈」と定義されているため、右心室から肺へ向けて出ていく血管は「肺動脈」と呼ばれます。しかし、中を流れる血液は全身の細胞で酸素を使い果たして心臓へ戻ってきた直後のものであるため、成分としては酸素濃度の低い「静脈血」になります。
Q3:心臓の血液循環を最短で覚えるコツやおすすめのスタート地点はありますか?
A3:全身へ血液を力強く送り出す「左心室スタート」でイメージするのが最も効率的です。「左心室 → 大動脈 → 全身 → 大静脈 → 右心房 → 右心室 → 肺動脈 → 肺 → 肺静脈 → 左心房 → 左心室」という流れで覚えると、旅立ちから帰還、酸素補給を経て再出発するストーリーとして無理なく脳内に定着します。
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