剣道手ぬぐいの巻き方完全解説!外れる理由と帽子巻き・頬被りの極意

剣道手ぬぐいの巻き方完全解説!外れる理由と帽子巻き・頬被りの極意の要点を分かりやすくまとめてご紹介します。

古くから高段者や実業団選手に愛用されているのが、伝統的な「頬被り(ほおかむり/巻き込み型)」です。あごの下を支点にして頭部全体を強固にホールドするため、激しい稽古でも一切ズレない抜群のホールド感を誇ります。

頬被りの基本は、手ぬぐいの中央を口にくわえる、あるいはあごの下に当てるところから始まります。手ぬぐいの長い辺の中央をあごに当て、左右の端を耳の上を通しながら頭頂部へ引き上げます。頭頂部で左右の端をしっかりと1回または2回固結びし、残った布端を後頭部や側頭部へ綺麗に折り込んで収納します。

この巻き方の最大の強みは、「激しいかかり稽古や体当たりを受けても絶対に脱落しない点」にあります。一方で、初心者が頬被りを行うと以下の2つの失敗に陥りがちです。

  • 結び目が大きくなり面の内輪に圧迫される:頭頂部に大きな結び目を作ってしまうと、面を被った際に内輪の天部分が結び目を頭蓋骨に押し付け、稽古開始から数分で激しい頭痛を引き起こします。結び目は平らになるよう「本結び」で薄く処理することが鉄則です。
  • 耳が圧迫されて声が聞こえなくなる:手ぬぐいが耳を強く塞いでしまうと、指導者の指示や相手の気合が聞き取りにくくなります。耳の周囲にわずかな空間を作るよう、布の当て方を微調整する職人技が求められます。

近年の現場では、あご下で結ぶスタイルだけでなく、後頭部下部で交差させてから額の上で小さく結ぶ「前結び型頬被り」など、頭部の形状(絶壁や後頭部の張り出し具合)に合わせて複数のバリエーションを使い分ける指導が主流となっています。

前田 葵

前田 葵

サステナビリティ研究家

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

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