赤と白の真実!ワイン選びが激変する決定的な違いと奥深き世界
根本的な相違点は極めて明快でありながら、その実態は驚くほど職人技に依存している。ワイン醸造学(エノロジー)の視点から見れば、赤ワインと白ワインの運命を分けるのは「果皮浸漬(マセラシオン)」の有無だ。
赤ワインは、黒ブドウを破砕した後、果汁、果皮、種子をすべて一緒にタンクへ投入し、発酵させながら果皮の成分を抽出する。これに対して白ワインは、収穫直後のブドウ(主に白ブドウだが、黒ブドウを使うケースもある)を瞬時に圧搾し、透明な果汁だけを取り出して発酵槽へと送る。つまり、白ワインは「果汁の純粋な発酵」であり、赤ワインは「果皮と種子のエキスを丸ごと引き出す抽出のドラマ」なのだ。
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